特長について
尿路(腎、尿管、膀胱、尿道など)と男性生殖器(精巣、前立腺など)、後腹膜臓器(副腎など)の疾患を扱います。
担当医師
泌尿器科部長尾木 伸輔(おぎ しんすけ)
- 出身大学
- 鳥取大学 / 昭和62年卒
- 専門分野
- 泌尿器科一般
- 資格
-
- 医学博士(平成12年取得 愛媛大学)
- 日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医・指導医
院長補佐・診療部長・泌尿器科部長菅本 隆雄(すがもと たかお)
- 出身大学
- 愛媛大学 / 昭和63年卒
- 専門分野
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- 泌尿器科一般
- 腫瘍・結石
- 資格
-
- 医学博士(平成14年取得 愛媛大学)
- 日本専門医機構認定泌尿器科専門医
- 日本泌尿器科学会認定泌尿器科指導医
- 日本内分泌学会認定内分泌代謝科(泌尿器科)専門医
- 泌尿器腹腔鏡技術認定医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- インフェクションコントロールドクター
主な対応疾患
尿路結石
背部痛、腹痛、血尿が主症状です。体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)により、通院治療が可能です。排石困難例では1泊入院で内視鏡下の抽出も可能です。
前立腺肥大症(BPH)
50歳以上の男性で、頻尿や排尿困難が主症状です。その程度により薬物療法や、数日の入院で内視鏡下手術が可能です。
前立腺癌
血液検査(PSA)で異常があれば、1泊入院で組織検査(生検)をおこない、病期、年齢、全身状態により、治療法(内分泌療法、手術など)を選択します。
膀胱癌
血尿・尿潜血が重要なサインです。エコーや電子スコープ検査で確認します。早期癌では数日の入院で内視鏡下の切除術が可能ですが、浸潤癌には膀胱全摘+尿路変更、化学療法などが必要です。再発予防にBCG膀胱内注入療法もしています。
腎・尿管癌・副腎腫瘍
健診でのエコーやCTで偶然見つかることが多く、腹腔鏡下手術も可能です。腎癌進行例ではインターフェロン療法・分子標的薬治療なども行います。
神経因性膀胱・尿失禁・過活動膀胱
排尿プロトコール、尿流動態検査、残尿測定を行い、各タイプにより薬物療法や手術、自己導尿管理もしています。
感染症(膀胱炎、尿道炎、腎盂腎炎など)
原因菌、症状により内服、点滴をおこないます。再発例では原因精査も必要です。
その他
包茎、陰嚢水腫、小児停留精巣、骨盤臓器脱などの根治術も可能です。
検査設備
電子スコープ、尿路造影検査、エコー、CT、MRI、RIシンチ、尿流動態検査、残尿測定装置