生化学検査室

生化学検査室の紹介

生化学検査室の紹介

生化学検査室の紹介

生化学検査室では患者さんから採取された血液、尿、便などの検体を用いて一般検査、血液検査、輸血検査、生化学検査、免疫化学検査を行っています。検査データは患者さんの病気の診断や治療効果の評価などに活用されます。至急依頼の検査は1時間以内に報告するように努めていますが、再検査などにより1時間を超える場合もありますのでご了承ください。また、24時間体制で緊急検査にも対応しています。

正確な検査結果を提供するために全国、香川県の外部精度管理調査および分析機器メーカーの精度管理調査に参加しています。

免疫・生化学連結型分析装置FUXION

一般検査

尿、便、髄液、穿刺液などの検査を行っています。尿検査では腎臓や泌尿器などの病態がわかり、便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査として活用されています。
検査所要時間:約5~30分

血液検査

貧血や白血病などの血液疾患、炎症や感染の有無や程度を知ることができます。
検査所要時間:約5~30分

血液検査

輸血検査

ABO式・Rh式血液型検査、不規則抗体スクリーニング検査、輸血のための交差適合試験を行っています。輸血製剤の管理を含め(一部薬局と共同管理)24時間体制で行っています。また貯血式自己血輸血の院内保存などの対応を含め、輸血療法委員会に参画し、安全性と血液製剤の有効利用に努めています。
検査所要時間:約15~60分

生化学・免疫血清検査

生化学検査では血液中の肝臓、腎臓、すい臓などに関係する成分や心筋梗塞、糖尿病、高脂血症、痛風などに関連した成分を検査しています。
免疫検査では甲状腺機能(FT3、FT4、TSH)、腫瘍マーカー(CEA、CA19-9、PSAなど)、心臓機能(BNP)の検査を行っています。最新機器の導入で、生化学と免疫を測定する機器が連結したことで検体処理能力が向上し、以前よりも検査を迅速にできるようになりました。
検査所要時間 生化学検査:約50分
免疫血清検査:約60分

簡易キット検査

鼻腔・咽頭ぬぐい液、便などの検体を用いてインフルエンザ、A群連鎖球菌、RSV、アデノウイルス、ノロ・ロタウイルスなどの感染を調べます。
検査所要時間5~15分

新型コロナウイルス感染症検査

発熱のある方および新型コロナウイルス感染症が疑われる方に対してのみ、PCR検査または抗原定量/定性検査を実施しています。
検査所要時間
PCR検査:約70分
抗原定量検査:約50分
抗原定性検査:約20分

新型コロナウイルス感染症検査

新型コロナウイルス感染症検査2