当院の内科は、消化器内科、肝臓内科、膠原病・リウマチ内科、脳神経内科、腎臓内科、糖尿病内科内分泌代謝内科、循環器内科とそれぞれ専門領域での医療提供を行っております。
疾患別分類では消化器疾患の患者さまが多くを占めております。当科の消化器内科は「消化器疾患の総合専門医」として従来の検査はもちろん、最新鋭の内視鏡システムを導入することで高度な内視鏡検査・治療を可能としています。最近では女性の患者さまも多く受診していただいており、ご希望によっては女性消化器内視鏡専門医の検査も対応可能となっております。
また、胃・十二指腸潰瘍や胃食道静脈瘤破裂、大腸疾患に伴う消化管出血、および胆石症における減黄術など緊急内視鏡を要する疾患に対しては即応体制をとっており、緊急専用消化器内科ホットラインを開設、近隣の病院や診療所との連携を密に行っております。

当院の整形外科は、膝・肩・足関節・足部の外科治療およびスポーツ外傷・障害の治療や骨粗しょう症を中心とする骨代謝疾患の治療に精通した専門的な診療を行っております。
これまでに多くので肩関節鏡視下での手術の実績を有しておりますが、さらに2021年4月より人工膝関節の経験豊富な医師が赴任したことにより、毎年300件以上の膝関節手術（そのうち約7割が人工膝関節手術）を行っております。
近隣の病院や診療所の紹介状はもちろん、高松市内だけではなく県内各地や他県からも広くお越しいただいております。

当院の眼科は、白内障、緑内障、糖尿病性網膜症、斜視、弱視眼瞼疾患などの診断、治療を行っており、手術は主に白内障手術、外眼部手術、斜視手術を行います。
成人だけでなく小児の全身麻酔での斜視手術も実施していることから、近隣の医療機関からの紹介も多くいただいております。

当院の外科は、患者さまを中心にした医療で、最新・最良の治療を提供することを目標に掲げており、
悪性疾患の場合、手術などの治療が必要と判断されます。患者さまにとっては少しでも早く治療を開始したいというご希望の場合、小回りの利く中規模病院であることを利点として、診断から治療までの期間をできる限り短縮することに努めています。
また良性疾患の場合は、患者さまの都合のいい時期に手術などを受けて頂くことが可能です。
術式では単孔式腹腔鏡下手術を香川県内でもいち早く取り入れ、積極的に行っています。
この手術は、通常4～5カ所の穴を開けて行う腹腔鏡手術をお臍に一か所だけ穴を開けて行います。
この手術のメリットとして傷が小さいことにより、整容性に優れ術後疼痛も少ないことです。
また早期離床が可能であり、体を動かすことにより消化管運動が活発、早期の退院や社会復帰が可能です。
デメリットとして手術の操作性が制限されるため手術難易度が高くなることですが、当院ではこの手術に習熟した医師が多く、これまでに胆嚢摘出術を中心に1,000例以上の治療実績があります。

当院の小児科は、発熱、風邪、腹痛をはじめ免疫疾患、神経疾患などの様々な領域の小児科疾患全般をみています。
インフルエンザやＲＳウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、溶連菌、ノロウイルス、ロタウイルスの迅速検査、マイコプラズマ感染症、百日咳のＤＮＡ検査などが可能であります。
超音波検査、ＣＴ、ＭＲＩ、心電図検査が可能で、診察や血液検査だけではわからない病気をより精密に調べることができます。
子供は脱水症になりやすく、病気による食欲不振や水分摂取不良が続くと、点滴のため入院治療が必要になることが多いです。
近隣には多くの小児科・内科クリニックがあるため、入院治療が必要な患者さまの受け入れも幅広く行っております。

当院の泌尿器科は、経験豊富な泌尿器科認定専門医が診察にあたり、通院や短期入院で対応できる低侵襲治療を目指しています
尿路結石症に対しては内視鏡下レーザー破砕術や体外衝撃破砕術が可能で、これまで1,000例以上の治療実績があります。
前立腺癌に対してはまずは経皮的生検法で診断行い、患者さまと相談の上手術を行っております。
膀胱癌や前立腺肥大に対しては内視鏡での切除、副腎や腎・尿管の腫瘍や女性骨盤臓器脱に対しては腹腔鏡下での手術を行っております。

当院の整形外科は、2021年4月より人工膝関節の経験豊富な医師が赴任したことにより、毎年300件以上と多くの変形性膝関節症に対する人工関節置換術を行っております。
肩関節外科に精通した医師も在籍しており腱板断裂に対する鏡視下修復術や肩関節脱臼に対する鏡視下制動術などの症例も行っております。

当院の内科は、大腸癌のもとになる大腸ポリープや大腸腺腫は内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術を行っております。
黄疸や重篤な胆管炎の原因となる総胆管結石に対しても、内視鏡的に治療を行います。当院では数多くの内視鏡的乳頭切開術をこなした内視鏡学会認定専門医、指導医を中心に行っております。
胆道系の悪性腫瘍や膵癌などによって、膵管狭窄、閉塞して生じる黄疸に対しては、内視鏡的ステント留置術を行っております。

当院の眼科は、白内障に対する水晶体再建術を多く行っております。
成人、小児の全身麻酔下での斜視手術に関しても多くの手術を行っております。
眼瞼疾患に対する手術も行っております。

当院の外科は、胆石や胆のう炎、鼡径ヘルニア、虫垂炎などの良性疾患に対し腹腔鏡下手術を行っております。
胃癌や大腸などの悪性疾患に対し単孔式腹腔鏡下悪性切除術を行っております。

当院の泌尿器科は、尿管結石症に対し排石困難な結石には軟性鏡下レーザー破砕術と、
衝撃波により結石を砕き体外へ排出する体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を行っております。
尿管が結石や腫瘍などで閉塞、狭窄した際には経尿道的尿管ステント留置術を行っております。
早期膀胱癌や前立腺肥大に対してはて内視鏡下切除術を実施、副腎や腎・尿管の腫瘍や女性骨盤臓器脱に対しては腹腔鏡下での手術を行っております。